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       題字小_特別口演



 
細越 雅子 先生   かたりべ
写真_細越 雅子 先生

   民話のふるさと、岩手県遠野市に生まれ、現在も遠野に在住。
   昭和61年からかたりべ活動を始める。
   昔話のレパートリーは230を超え、遠野では 戦後生まれ唯一のかたりべとして活躍中。
   これまでに、「かたりべサミット」、「国民文化祭」他数多くの講演、 イベントに出演し、日本テレビ「ズームイン朝」NHK「ラジオ深夜便」など多方面の放送にも出演。
    「伝えいう、遠野郷の地大昔はすべて一円の湖水なりしに、 その水猿ヶ石川となりて人界に流れ出しより、自然にかくのごとき邑落をなせしなりと。」
(遠野のトーはアイヌ語の湖という語より出でたるなるべし)
『遠野物語』柳田国男・岩波文庫   
とある遠野の地。
   そこには昔から伝えられた、ちょっと怖いお話や興味をそそられる物語がたくさんあります。
   細越雅子先生の巧みな話術は、笑いとペーソスの中に何かを気づかせてくださいます。
       
細越雅子先生より皆さんへのメッセージをお伝えします。

    「雪が融けたら何になる?」の答えが「春!」で正解なのが雪国です。 零下20度近い冬の凍 (しば) れさえも“春”のためにある気がします。 遠野に生まれ育ち、今も暮らすこの町が何処よりも好きな私が昔話のかたりべになってはや14年。
 囲炉裏の語りをそのままにとはいきませんけれど、ほんの少しでもあなたに遠野を感じていただければ嬉しく思います。


2000年11月

 


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