尊星王像
     

      尊星王像
           (三井寺法明院蔵)


写真 角川五恵


   明暦二年(1656)清涼殿の尊星王修法の際、本尊を図写したもの。 四臂(ひ)で三叉戟(さんさげき)・ 錫杖(しゃくじょう)・日珠月珠を持つ。
   諸々の星の王者である北極星を神格化してまつったもので妙見菩薩・妙見尊星王・北辰菩薩ともいう。
   護国・ 除災のために修する尊星王法の本尊として星曼荼羅の中心を占める。

北極星 : ポラリスともいう。こぐま座α星。天の北極近くに位置する輝星なのでこの名がある。 実際は、天の北極より1°近く離れていて、小さな半径で日周運動をしている。

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