時は、人の思いをよそに、よろこびも悲しみもひとしく忘却の彼方へと流し去ってゆきます。 痛みを癒しながら。 悲しかったこと、つらかったことも美しく懐かしいものへと変貌させながら。 「時とともに忘れる」ということも、仏さまの慈悲のおはからいなのかもしれませんね