牛の王者の礼拝

 英雄の神、インドラは、牛飼い村の人々の自分への崇拝が、クリシュナによって邪魔されたことに怒り、村に大雨を降らせました。
村は流されそうになり、村人に助けを求められたクリシュナは、ゴーヴアルダナ山を引き抜き、頭上に持ち上げて傘にします。人々や牛たちはその下に避難しました。その様子を見たインドラは驚嘆し、自分の高慢を悔い、彼を「牛たちの主」 の位につけました。
 この物語は、牧童たちと一緒に暮らしていた時代の、若きクリシユナに与えられた名前の由来です。
「ゴーパーラ」 は 「牛を護る者」「牛たちの主」という意味で、「ゴーヴィンダ」ともいいます。
 このヨーガまんだらは、身心のバランス感覚を発達させ、腹筋が驚くほど強くなります。



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